乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter

独身、一人暮らし。働きながら遺伝性の乳がんと闘います。

乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter in Japan

ヘルプマーク。

また術後から仕事復帰へのお話にちょっと戻ってみたいと思います。

 

術後から約2週間お休みをいただいた後、仕事&社会復帰しました。

退院2日後に通院した時、「こんな状態で2週間後に会社に行けるのか!?」と思っていたら…。

メキメキと回復!

退院前、「お願いだから、おとなしくして過ごしてね」と主治医から言われていた。

諸事情あってかなり出歩いており、全くおとなしくしてなかったように思うが、メキメキ回復!!

 

そしてついに社会復帰の日。

元気に出勤。

 

でもね、通勤ラッシュが!

歩きスマホな人が!

小走りしてる人が!

なんだかコワイ。

ぶつかってきそうで、コワイ。

 

しかも、順番にみんな乗ってるのに、押すオジサン。

なんで押すの?

押さなくてもちゃんと乗れますよー。

 

苦労して出来上がった私の新しいパイオツがどうにかなちゃったら、気を失う!

 

ということで。

ヘルプマークをもらってみました。

別に席を譲ってほしいワケじゃない。

ただ、「少しだけ配慮が必要な人」と思ってもらえれば、と思って。

押したり、ぶつかったりする人がいないといいなと思って。

 

そして、ヘルプマークをバッグにつけて。

電車に乗ってみたんですよ。

 

 

乗ってみたんですよ。

 

 

乗ってみたんですよ・・・。

 

 

全く効果ナーシ!

誰も見てない。

 

そもそもね、ほとんどの人がスマホを見てるんです。

なので、目の前に立ってるヘルプマークをつけてる人なんて目に入らない。

もしくは、混んでるからヘルプマークなんて埋もれてしまうワケです。

 

そもそもヘルプマークの認知度ってどれくらいなのかな。

病気じゃない健康な友だちは知らなかった。

マタニティマークは十分知れ渡ってると思うし、お腹が大きければ一目で妊婦さんって分かるけど。

ヘルプマークをつけてる人って、見た目はフツーなんです。

見た目は健康そのものの若者だったりするんです。

 

抗がん剤の時も思った。

見た目はフツー。

でも、白血球が少なくなってフラフラしてたり、気持ち悪かったり。

 

見た目がフツーだったとしても、優先席に座らせてほしいと思ってる人がいること、自分が病気になって初めて分かった。

そういう人がいるということ。

 

ヘルプマーク。

せっかく、いいモノなので。

なんとかもう少し普及してくれないものだろうか。

認知度が上がらないだろうか。 

 

 

 

影響力のある芸能人とかに普及させてほしい。

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