乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter

独身、一人暮らし。働きながら遺伝性の乳がんと闘います。

乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter in Japan

術後、初通院。

術後、初の通院。

ほぼ5日間は寝たきり、残り5日間は病室内くらいしか歩いていなかった私。

かなーり体力が落ちているのを感じるし、まだお腹の傷もちょっと痛い。

とはいうものの、社会復帰しなくてはいけないので頑張って一人で通院。

 

お腹の傷があるせいか、歩くときは、どうやら前かがみの姿勢に自然となってるらしい。

前かがみでソロソロ歩くので、母からは能楽師のようだと言われる。(笑)

かなりたくさんの人に追い抜かれながら、ゆっくりゆっくり駅まで歩く。

しばらくはお婆さん気分。

 

程よい通勤ラッシュと重なっていた時間帯。

手すりのありがたみを感じる。

走ってる人とか、突然立ち止まる人、突然方向転換する人がなんだかコワイ。

思わず若干ファイティングポーズを取る私。

そして、ヘルプマークの必要性をちょっと感じたりする。

座りたいとかじゃなくて、手すりだけでいいので譲ってほしい。

あと、一番はぶつからないでほしい。

でもヘルプマークって限られた場所でしか配布されてないんですねー。

もらいに行くだけで、一苦労ですわ。

ヘルプマークなのに。

入手にあたっては全くヘルプな感じがしない。

ちなみに、ヘルプマークの配布場所はコチラ。

ヘルプマークを知っていますか?入手方法は?配布場所は?│ヘルプマーク.info

 

そして、いつもより少し時間多めにかかって、病院に到着。

今日は主治医ではなく、若手先生の診察。

どうやら腰に少し水が溜まってるらしい。

見えないから針を刺すタイミングが分からなくてコワイよーって思ってたら、もう終わってた。(笑)

 

どうやらお腹の傷らへんに炎症を起こしているようで、こちらは引き続き経過観察が必要。

3回手術した右胸もまだ腫れている。

退院時より腫れてるかも疑惑がありつつ、木曜日には主治医の診察があるので、とりあえずこの日はお水抜きだけで終了。

 

主治医は3回も手術したので、なんだかとても気にしてくれてる模様。

気になんかしなくていいのに。

ってか、むしろ感謝してるのに。

 

そうそう。

通院できるまで復活してきたので、入院の時のことも少し振り返ってみる。

前にも書いた通り、3回手術した私。

その時に一番不安だったのは、実は胸のことではなかったりする。

何が一番怖くて不安だったかというと、麻酔がなかなか抜けなかったこと。

2回目、3回目の手術をする時に、一応、意思確認をされるんです。

頭では普通に考えているのに、それが言葉にできない。

麻酔が抜けきらない状態が続いたので、一言、二言しか発することができないんです。

もっとちゃんと自分の考えや気持ちを伝えたいのに、喋れない。

もしこの状態が戻らなかったらどうしようと思うと、ちょっと怖かった。

口先だけで生きてるのに。(笑)

 

何はともあれ、普通に喋られるし、普通に歩けるようになったし。

元気になってきて良かった!と思った、初通院の日でした。

 

 

  

 

先生、ありがとうの言葉しかないですよ。

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