乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter

独身、一人暮らし。働きながら遺伝性の乳がんと闘います。

乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter in Japan

自家組織で再建のためのCT検査。

自家組織で再建をするため、血管の位置などを調べる必要があるということで、CTを撮りに行ってきましたー。

CTの予約表を見ると、3D CTって書いてある。

これって、文字通りでCTの撮影結果が3Dで見れるってことですか?

わお!

最近の技術の進化は目まぐるしいですねー。

すごい。

C3POみたいでカッコええ。

 

 

採血を終了してから(採血ラブ♡)、放射線科へ。

しばらくすると、名前を呼ばれる。

どうやら造影剤を入れるための針を刺すらしい。

造影剤を入れる針が太いらしく、最初に見てくれた看護師さん、なかなかいい血管が見つからなく、医師へバトンタッチ。

医師も腕のアッチコッチ見てるけど、良い血管が見つからないらしい。

採血の時もそうだけど、手の甲とか手首から採るのは痛いからか、どこからも採れなかった時の最後の選択肢となる、とっておきの血管。

しばらく探し続けるも、いい血管が見つからないらしいので、私のとっておきを差し出す。

 

は 「手の甲ならすぐいけます?ココでいいですよ。」

医 「手の甲でもいいですか?ちょっと太めの針なんで、痛いんですよ。でも、太くてまっすぐで、いい血管ですね、ここにしましょう。。。痛いですか?痛いですか?」

は  「痛くないです。(心の声:針刺してんだから、痛くないわけないじゃん!血だって出るしさ。)」

医 「痛くないですか?」

は 「痛くないです。(心の声:いてーわ!)」

医 「あ!腫れてきた、ダメだ。」

は 「・・・。」

 

こんないい血管を差し出したのに失敗とか、マジあり得ないし!

この瞬間、心の中のIKKOが叫んだよね。

どんだけ〜!?

 

その後、ほっそーい血管にグリグリ刺してました。

いてーし。

ってか、点滴とかの針刺すとき、「痛いですか?」って、良く聞かれますけど。

みなさん、なんて答えてるんですかね?

針で刺されてる上に、赤い液体、つまりは血が出てるんだから、痛いに決まってますよね?

それなのに、「痛いですか?」って聞かれてもねぇ・・・。

痛いに決まってるジャン。

でも、私は究極の負けず嫌いなので、「痛くないです。」って、答えます。

めっちゃ痛くても、「痛くないです」って答えた結果、造影剤が漏れてたことがあったので、めっちゃ痛い時だけ「痛いです」って言うことにしてみた。

 

話は戻って、めっちゃ細い血管に刺した上にグリグリされた。

造影剤漏れたら、ぶつ。

幼稚園児なみの言い返し方しか思いつかない。(笑)

 

そして、点滴のガラガラするやつ引きながら、CTの機械のある部屋へ向かう。

いやー、3D CTってどんな機械で撮るのか、ワクワクするし!

って思ったら、普通のCTの機械とあまり変わらない。

でも、機械の目立つところに「Aquilion」とやたら書いてある。

売り出し中なのか、Aquilion。

Aquilion、アクイリオン、アクイリオン、アクエリオン

創聖のアクエリオンみたい。

かっこええ。

 

その瞬間、創聖のアクエリオンの歌が頭に流れて、頭の中で元気よく歌う。

♪一万年と二千年前から あっいしてるー!

八千年過ぎたころから もっと恋しくなーったぁー

一億と二千年あーとも あっいしてるー♪

 

いやー、元気良く(頭の中で)歌ってたら、あっという間に造影剤流して終わったよねー。

でも、あの身体がカーッ!って熱くなる感じは、何回やっても慣れないな。

めっちゃ身体に悪そう。

 

そして、CT撮影後に形成外科の待合室でお友だち発見!

べらべら喋って順番待ちをする。

 

かなーり待たされ、やっと順番!

上半身裸で先生を待ってると、カーテンが開かれる。

 

先 「ちょっと立ってみて。」

は (立ち上がる)

先 「ちょっと、お腹まわりみせてくれる?」

は (おパンツを下腹部らへんまでおろす)

先 「うん、脂肪はあるね。」といいながら、肉をつまむ。

は 「・・・。」

先 「ちょっと後ろ向いてみて。」

は (後ろを向く)

先 「うん、このへんも脂肪あるね。」といいながら、肉をつまむ。

 

ってか、マジでさー。

世界中で、女子の腹肉つまんで怒られないの、先生だけだからね!

マ・ジ・で!

つまみすぎ!!

 

散々、腹肉をつままれて辱めを受けた後は、洋服を着て先生とお話タイム。

先 「そういえば、婦人科で腹腔鏡の話聞いてきてくれた?」

は 「忘れました、えへ。」

先 「え、そうなの?そっかー。いっぱい傷跡つけない方がいいからさ。もし卵巣取るなら、先にそっちやってもらった方がいいかなーって思ってるんだよね。別に、どっちが先でも手術的には平気なんだけどさ。」

は 「来週、また行くんですけど、その時に聞いてきて、早めにまた先生にお知らせした方がいいですか?」

先 「いや、いらない。」

は 「え。」

先 「ぜんぜん、もっと後でもいいよ。」

は (ちっ)

先 「僕が今予定してる手術で一番大掛かりな手術だなー。」

は 「え、そうなんですか?なんでですか?」

先 「だって、両胸じゃん。」

は 「え。でも、私の友達、7月に両側で先生に手術してもらう予定ですよ。」

先 「あれ、そうだっけ?入ってたっけ?僕、大きい手術もうしたくないなー」

は (おいっ!患者の前で言う?笑)

 

その後、入院の話だのなんだのいろいろする。

 

は 「センセ、入院って何日間くらいになります?」

先 「1週間。入院した次の週の水曜日には退院できるはず。」

は 「え、マジですか?私、全適で11日間入院したのに、それより早いんですねー。ちなみに、仕事復帰はいつから出来ます?」

先 「まあ、2週間は家にいたほうがいいね。」

は 「2週間ですね。じゃあ、運動っていつから出来ます?」

先 「1ヶ月はしない方がいいね。運動って何するの?」

は 「筋トレとか、有酸素運動とかジムでやってますね。」

先 「有酸素って、どんなのやってるの?」

は 「クロストレーナーが好きで、よくやってます。」

先 「あれって、すごいハードでしょ。痩せたい人がやるヤツだよね。」

は (カッチーン。デブですまんな!)

 

ちょいちょい、やや失礼なことを言う先生。(笑)

 

は 「あ。先生そういえば。ちまたで、脂肪注入が保険適用になるって、もっぱらの噂なんですけど。あれって、どんな状況なんですか?」

先 「あ、あれねー。ダメだった。」

は 「えー、そうなんですか!今年の3月くらいに、なんて噂になってたから、ほぼ確実なのかと思ってました。」

先 「保険適用にしたいことリストみたいなのがあってね。そのリストの一番上に、脂肪注入ってずっとあったんだよ。でもね、最後の最後に性同一性障害の方のための、性転換手術が保険適用されることになったんだよね。」

は 「そうなんですね。乳がん患者の間では、ずっと噂になってたから、確実なのかと思ってた。そうなると、脂肪注入の保険適用って、いつくらいになるんですか?」

先 「うーん、分からないけど、1~2年は先だろうね。」

 

とのことでした。

乳房の脂肪注入の保険適用を心待ちにしてる皆さま。

どうやら、今年度の保険適用はないようです。

 

ちなみに、楽しみにしていたC3POならぬ3D CTは、この日はまだ見れませんでした。

3D化するのに時間がかかるそうです。

ザンネン!

 

ちなみに、ちょいちょい先生の発言にカチンときてる風な書き方をしましたが、別に怒ってません。(笑)

なんか、許せるかんじのキャラなんです、この先生。

 

診察後は、お友だちとランチをしてから帰宅。

かなーりお待たせしてしまいました。

でも、お友だちと一緒だと、待ち時間もあっという間。

普段はつまらない通院も、楽しい時間となりました!

お付き合いしてくれたYちゃん、ありがとう!

 

次回は3月にレントゲンとかいろいろな検査がまたあるらしい。

検査がいっぱい!

 

 

 

一万年と二千年前から愛してるよ!

ぽちっ。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村