骨シンチグラフィーとCT検査
この日は、骨シンチグラフィーとCTの検査。
骨シンチグラフィーとは、骨に転移をしていないかを調べる検査らしい。
核施設にあるような、バイオハザード的マークがついている部屋へ案内される。
ちなみに、スリッパも黄色に核マーク。なんかすごい。
銀色っぽいものにくるまれた注射器で、なんだか身体に悪そうなものを注入。
3時間後に骨シンチの撮影をするので、その間にCTをしてきてくださいと。
言われるがまま、CT検査のコーナーへ。
「途中で造影剤を入れます。造影剤を入れると、身体がカーッ!っと熱くなりますが、これは普通のことだから大丈夫ですからね。」
そして、看護師さんが造影剤の針を血管へ。
アレ、なんかちょっと痛いかも?
さっき骨シンチで一度刺した血管だからかな。
針も太いって言ってたしな。
まあ、大丈夫だよね…。
そして、いざ造影剤の注入。
痛い、痛い、痛い!いっでぇ~~~~~!
と思ったものの、これが「熱い」という現象か?と思い、ひたすら我慢。
「はい、終わりましたー。今日はこれで終了ですので、着替えてお会計へどうぞ。」
着替えながら、造影剤って痛いんだなー。
抗がん剤ってツライって聞くけど、こんな痛みよりもっとすごいのかな…。
こんな痛いのが続くんだったら、治療なんてしたくないかも。
と若干、涙目になりながら着替えを終えて、会計へ向かう途中。
「はるにゃん様~。放射線科の受付へお戻りください」
え?今呼ばれたの私?なんかあった?と思いながら受付へ。
受付へ行くなり、椅子に座らされて看護師さん数名、技師さん(?)、医師の方など5人くらいに囲まれて腕を見る。
「あぁ~~~~…。やっぱり。造影剤が漏れちゃってる。痛くなかったですか?」
「痛かったですけど、熱くなるって言われたから、これが熱いってやつなのかと思っちゃいました。」
「とりあえず薬を塗って、冷やしましょう。今日の検査をどうするか一度協議をしてきますので、このままお待ちください。」
一人、待合室でとり残される。
まじ、超痛かったし。あれ、やっぱ痛いで正解だったのか。
っていうか、またあの検査やられるの、本当やだ。また漏れたりしたらマジでヤダ。
と、一人でグルグル考えながら、スマホで「造影剤 漏れる」など検索して、さらに自分に不安を煽る。
「協議の結果、もう一度CTをすることになりました。骨シンチのあと来てください」
がびーん。。。
またあの痛いのやるのか。
本当にヤダ。あの看護師さんが出てきたら引っ叩いてしまうかもしれない。
などと思いながら、骨シンチの検査の後に再びCTへ。
2回目のCTは医師が針を刺してくれ、痛みもなく、無事終了。
上手な人が針を刺すと痛みって本当に少ないもんなんですねー。
しかし。造影剤が漏れたので、注射を打ちますと。
なんの注射を打たれたのか、もう忘れてしまったけれど。(役立たずですみません)
CT撮影後に別室へ連れて行かれ、腕のまわりをぐるりと一周、
10か所以上注射を刺されてなんとも痛い一日を過ごしたのでした。
ちなみに、骨シンチは30分ほどかけて体全部の骨を撮影する検査で、
痛みは何もありませんでした。
みなさん、痛いときはすぐに言いましょう。
自分も、すぐに言おう、と思った一日。