術後、初通院。
術後、初の通院。
ほぼ5日間は寝たきり、残り5日間は病室内くらいしか歩いていなかった私。
かなーり体力が落ちているのを感じるし、まだお腹の傷もちょっと痛い。
とはいうものの、社会復帰しなくてはいけないので頑張って一人で通院。
お腹の傷があるせいか、歩くときは、どうやら前かがみの姿勢に自然となってるらしい。
前かがみでソロソロ歩くので、母からは能楽師のようだと言われる。(笑)
かなりたくさんの人に追い抜かれながら、ゆっくりゆっくり駅まで歩く。
しばらくはお婆さん気分。
程よい通勤ラッシュと重なっていた時間帯。
手すりのありがたみを感じる。
走ってる人とか、突然立ち止まる人、突然方向転換する人がなんだかコワイ。
思わず若干ファイティングポーズを取る私。
そして、ヘルプマークの必要性をちょっと感じたりする。
座りたいとかじゃなくて、手すりだけでいいので譲ってほしい。
あと、一番はぶつからないでほしい。
でもヘルプマークって限られた場所でしか配布されてないんですねー。
もらいに行くだけで、一苦労ですわ。
ヘルプマークなのに。
入手にあたっては全くヘルプな感じがしない。
ちなみに、ヘルプマークの配布場所はコチラ。
ヘルプマークを知っていますか?入手方法は?配布場所は?│ヘルプマーク.info
そして、いつもより少し時間多めにかかって、病院に到着。
今日は主治医ではなく、若手先生の診察。
どうやら腰に少し水が溜まってるらしい。
見えないから針を刺すタイミングが分からなくてコワイよーって思ってたら、もう終わってた。(笑)
どうやらお腹の傷らへんに炎症を起こしているようで、こちらは引き続き経過観察が必要。
3回手術した右胸もまだ腫れている。
退院時より腫れてるかも疑惑がありつつ、木曜日には主治医の診察があるので、とりあえずこの日はお水抜きだけで終了。
主治医は3回も手術したので、なんだかとても気にしてくれてる模様。
気になんかしなくていいのに。
ってか、むしろ感謝してるのに。
そうそう。
通院できるまで復活してきたので、入院の時のことも少し振り返ってみる。
前にも書いた通り、3回手術した私。
その時に一番不安だったのは、実は胸のことではなかったりする。
何が一番怖くて不安だったかというと、麻酔がなかなか抜けなかったこと。
2回目、3回目の手術をする時に、一応、意思確認をされるんです。
頭では普通に考えているのに、それが言葉にできない。
麻酔が抜けきらない状態が続いたので、一言、二言しか発することができないんです。
もっとちゃんと自分の考えや気持ちを伝えたいのに、喋れない。
もしこの状態が戻らなかったらどうしようと思うと、ちょっと怖かった。
口先だけで生きてるのに。(笑)
何はともあれ、普通に喋られるし、普通に歩けるようになったし。
元気になってきて良かった!と思った、初通院の日でした。
先生、ありがとうの言葉しかないですよ。
ポチッ。