乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter

独身、一人暮らし。働きながら遺伝性の乳がんと闘います。

乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter in Japan

入院当日から手術日までのお話。

入院当日は朝10時くらいに病院に到着し、病棟の看護師さんに言われていた通り10時半くらいに病室へチェックイン。

 

到着してすぐに病棟の看護師さんより、入院中の説明などを受ける。

採血をした後に先生が来て、マーキングをしますという話を聞いた直後くらいに、看護師さんのピッチが鳴る。

 

看 「あの。先生があと15分くらいでマーキングに来るらしいので、今すぐお風呂に入ってください。」

は  「えー?15分?採血は後ででいいってことですかね?」

看  「なんか、もうすぐ来るらしいので、とにかく入っちゃってください。」

は  「急ぎますー。」

 

バッタバタです。(笑)

乳腺の手術の時って、センチネルやった後は暇すぎてどうしようという感じだったけど、なんだか忙しい。

 

急いでシャワーを浴びて出て来るも、先生なかなか来ないし。

先生、THE 自由人。(笑)

 

しばらくすると、先生が入ってきてマーキング開始。

マーキングをしてもらいながらの、ベラベラおしゃべりタイム。

 

先  「エキスパンダー、手術までなんとかなって良かったねー。」

は  「はい、良かったですわー。そういえば、乳腺の先生にエキスパンダーが破損したって言ったら、驚いてました。」

先  「まあ、あまりないけど、珍しい訳ではないよ。手術中にちょっと傷がついちゃったり、折れてたりすると圧がかかって穴が空いちゃうことがあるんだよね。」

は  「へーx10!」

 

さらにお喋りは続く。

 

先  「いやー、結構大変な手術だよねー。」

は  「そうですよねー、私は寝てるだけだからいいんですけど。先生、体調どうですか?」

先  「僕は大丈夫だよ。しかし、ここまで来ると趣味の領域だからね。」

 

 

!!

 

 

 

趣味!!! 

 

 

やっぱり…。

術式をいくつか提案されたけど、私の意見なんて聞かずに先生が決めたもんね。(笑)

まあ、先生がやりたいならきっと完璧に仕上げてくれるハズ。

と思って、その通りにしたけど。

先生、ガンバレー。

 

さらにお喋りは続く。

 

は  「先生、7月にも両側の友達が先生に手術してもらうから大変続きですね!」

先  「今年はさ、両側が多いんだよねー。」

は  「へー。両側乳がんの人が増えてるとかあるんですか?」

先  「いや、そういう訳ではないと思うけど。たまたまかな。でも、アメリカでは遺伝子検査が保険でできるから、6割くらいは両側全摘しちゃうんだよね。」

は  「へーーーx10!日本も保険適用されたら、先生のとこに集中しちゃったら大変ですねー。早く弟子を育てないとですね。」

先  「今どんどん育ててるよ。いつまでも僕一人で出来ないし、全国でも出来る先生はどんどん増えてるよ。」

 

だ、そうです。

 

そうこうしている間にお絵描き終了。

えーっと。写真は載せませんが。

ウルトラマンのようですね。

エヴァンゲリヲンか?

黒とかパープルとかピンクとか赤とか。

いろんな色が混ざってる。

カラフルすぎて、正義の味方というより怪獣系かも。(笑)

 

マーキングが終わった後、病棟の看護師さんに、任意だけど足の裏に名前を書いてくださいと言われたので、左足に姓、右足に名をカタカナで、デカイ字で書いてみた。

さらに片足ずつヨロ・シクって書こうとしたけど、ペンを取り上げられた。(笑)

何か良からぬことが起きるかも、と察知したっぽい。

ベテラン看護師め!

やりおる。

 

が、しかし。

夜勤の看護師さんに変わってすぐに、「あのー、足の裏の名前は書いてましたっけ?」と言われ、自慢げに両足を見せたら「あぁ、両足に書いちゃったのね…。でも、片足にフルネームにしましょうか。」と言われ、姓の下に小さく名前を書き足す。

夜勤の看護師さんに変わった瞬間に言われたので、カルテに「両足に名前を書きました。片足に書くように伝えてください。」とでも書いてあるのだろうか。

はたまた、申し送りの時に「◯◯号室の患者、嬉しそうに両足に書いてたので言えませんでした。」とか言われてるのだろうか。

読みやすいように大きな文字で両足に書いたのに。

任意なんだから、好きに書いたっていいジャン。

でも、どうやら片足しか名前チェックには使わない模様。

手術室で体を裏返したら笑いが起きるかも?(笑)

 

そして夜21時ごろ、指示通りに下剤を飲んでから眠る。

手術の前日は、シチサン猫がなぜか大騒ぎしていたので4時間くらいしか眠れず、緊張することもなく、ぐっすり眠れましたよー。

 

そして翌朝。

手術当日。

下剤の効果がありませーん。(笑)

看護師さんに、動いて水飲んで腸を動かしてね!って言われたので、部屋の中で一人スクワットをしたり、ガックンYoutubeを見ながら小声で歌って踊ってみるも、出なーい。

 

鳴呼・・・。

イヤだよ。

ネクストステップはハードなものに進むんだね…。

THE KANCHO。

入れたらすぐにお腹がグルグルするけど、5分から10分、できれば10分は耐えてくださいって言われたけど、5分が限界だった。

自力で出したかったよ。(笑)

 

そして手術室へ向かう前、手術着へのお着替え。

サイズはMかLかと聞かれたので、元気に「Mサイズです!」と答えて手術着に着替え、手術室へ。

気合いも入り、手術室に一番乗り。

パーテーションで仕切られた椅子に座り、自分の名前が呼ばれるのを待つ。

一番に乗り込んでみたものの、なかなか名前が呼ばれないので、看護師さんとおしゃべり。

 

は 「なんか人(手術を受ける人)でいっぱいですね。手術室っていくつあるんですか?」

看 「12ですね。1つは緊急用でいつも空けてます。」

は 「あのー。手術時間が長い時って、先生たちはトイレってどうしてるんですか?実は入院前に、がん友とラインで話題になりまして。垂れ流し説、オムツ説が出ました。お腹が開いてるときに、まさかの垂れ流しなんてないですよね?」

看 「いやー、さすがにそれはないです。基本的にはトイレに行かないと思いますが、どうしてもな時は休憩のような形でトイレに出ると思います。何時間も耐えられないですよね。」

は 「へー。術後に友達に報告しておきますね!」

 

しかし、待てど暮らせど、全く名前が呼ばれない。

しょうがないので、手術室の人間観察。

よくよく周りを見回してみると、みなさんの手術着の丈、くるぶしくらいまで。

私、Mサイズで膝丈。

ソウイウモノダッタノデスカ?

一人、ミニ丈っぽくて恥ずかしいです。(笑)

 

やっと名前が呼ばれた!!

いざ、参らん!

先生、ガンバレー!

 

 

 

 

前回の全身麻酔。 

麻酔後に 水をがぶ飲み マーライオン (五七五)

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