乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter

独身、一人暮らし。働きながら遺伝性の乳がんと闘います。

乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter in Japan

婦人科の定期検診&卵巣の予防切除を検討する。

私は遺伝性の乳がんなので、卵巣がんのリスクも高く、卵巣の検査も半年ごと。

まずは採血。

採血の受付は8時からなだけど、CA125(婦人科系のがんを調べるための腫瘍マーカー)の検査は少し時間がかかるため、8時前に到着。午後は会社の用事で外出しなくてはいけないため、11時くらいまでには会社に戻りたい。

ということで、気合を入れて7:40には病院に着き、整理券をゲット!!

この時間なら10番以内に入るかと思いきや…14番!!

くぅ~~~~、みんな早起きすぎるぜ。

 

もう絶対に何もないと信じてるのだけど。

やっぱり検査ってドキドキする。

なんてたって、がんになりやすい体質と言われちゃうと、ますますしちゃうよね。

しかも、前回は卵巣が腫れて見えると言われ、MRIまでやってみたり。

なんて言いながら、早起きしすぎて待合室で爆睡しているため、ドキドキ感ゼロ。(笑)

待つこと約1時間半、やっと名前が呼ばれる。

 

血液検査の結果、問題なーし!

良かった。

そして、卵巣のエコー検査も問題なーし!

前回腫れて見えた卵巣も全く問題ないとのこと。

えがった。

 

卵巣がんのほとんどは卵管に出ることが多いそうで。

卵管を予防切除してから、卵巣の予防切除をすると、副作用も少なく済むと聞く。

なので、今日は段階的に予防切除することについて聞きたいと思っていた。

 

は 「卵管を切除してから卵巣切除を考えてるのだけど、どうでしょう?卵管だけ切除の方が副作用が軽いと聞きました。しかも、がんの多くは卵管に発症すると聞きました。」

先 「うん、まあそう言われてるけど。明確な根拠はないんですよね、まだ。しかも自費になっちゃいますよ、2回とも。」

は 「まあ、そうなんですけど。でも副作用が気になるんですよね。」

先 「妊娠希望してるなら、それもアリだけど。もう考えてないなら取っちゃった方が安心ですよね。あなた、嚢腫があるから保険適用で切除できますよ。」

は 「え、マジですか?ラッキー♡ 心が決まったら電話します!」

 

という感じで、両方取っちゃえ!的モードで診察は終わったとさ。

 

しかし、この卵巣切除問題。

かれこれ2年くらい未解決のまま。

遺伝性乳がんの場合は、40歳を過ぎたら切除を推奨しているらしい。

がんになる可能性が、グンと上がるみたい。

私は子供がいないので、子供の成長が、、とかはないのだけど、しっぽの生えた子供が3匹いる。カワイコちゃんたちを残して、先に旅立つワケにはいかない。

母より先に旅立つことになったら、きっと母も悲しむだろう。

ましてや、私ががんになった理由は明確で、「遺伝性」。

母が責任を感じることは全くないのだけど、何か思うところはあるはずだ。

大好きな母を悲しませたくはない。

それよりも、自分だってまだまだやりたいことがあるワケで。

2年間ずっと悩んでるワケではないけれど、婦人科検診の日が来るごとに思い出し、考える。

 

・卵巣・卵管を切除しても100%がんが防げないこと(腹膜などに発症する可能性アリ)。

・がんは治る病気になりつつあること。

 

この2つのポイントが即決するに至らない今の状況を生み出してたりはするのですが。

何となく今は、仕事が落ち着きそうな年末くらいに切除しようかなという方向に気持ちが7~8割傾いています。

もしも予防切除となると、次の定期検診で主治医に伝えることになる。

そこまでに気持ちが固まるかなー。

 

 

 

がんなんて世の中からなくなれ!

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