乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter

独身、一人暮らし。働きながら遺伝性の乳がんと闘います。

乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter in Japan

乳がん患者の転職活動、オマケ。

さて。

今回は完全に独り言。

転職活動をしていく中で、ドキドキしたオマケ話です。

 

次の会社と入社日の交渉も終わり、退職日の交渉。

上司と面談日を設定していたのだけど、その2日前に上司と2人でミーティングをする機会がありまして。

今、言っちゃう?言っちゃう??と思っていたら。

上司が椅子に座るなり、悲壮感の漂った顔で「ちょっとお願いというか、ご相談がありまして…。」と言われ、言うチャンスを逃す。

 

上 「実はお願いしたいことがありまして…。組織変更後に、○○チームの業務をサポートしてもらいたいのですが…。」

は 「はい、いいですよ。いつから始めます?(辞めるから、期間限定と思えば、どんなお願いだって聞いちゃうよー!)」

上 「もう一つお願いが…。組織変更後に新しいポジションができて、そこの人がまだいないんです。そこの業務も当面、見てもらえないでしょうか…」

は 「はい、いいですよ!(どうせ期間限定だし!)」

上 「なんか、スミマセン。お願いばかりしてしまって。」

は 「ってか、大変ですね。組織変更でやたらスコープが広がって。」

上 「本当ですよ。会社に来なくなったら、探さないでください…」

 

こんなこと言われたら、かわいそう過ぎて。

この日は言い出せず。(笑)

ってか、辞めるから受けたけど、このアサインメントの仕方はどう考えてもヒドイ。

今の仕事、他チームの業務サポート、新しいポジションで人がいないところの穴埋め業務。

どれかギブしていいですかー?

コレ何人前の仕事ですかー?

私、1年半くらい前までハゲて抗がん剤とかしてた、がん患者なんですけど!

ま、辞めるからいいけど。

と思って、引き受けました。(笑)

だって、期間限定だもんねー。

 

上司は何の抵抗もなく引き受けてもらえて、さぞかし安堵の気持ちでこの日は一日を終えたことでしょう。

そして、翌々日。

次は私が開口一番に言いましたよ。

 

「私、会社を辞めることにしました♡」

 

いやー、あんなんに申し訳なさそうにサポートを依頼してきた上司。

1日半くらいは天国気分を味わえたでしょうか。

ほんと、こんな短い期間で地獄に落とすような発言をしてゴメンナサイ。

でも、辞めるまでの間に新しいポジションに入る人がやりやすいように、道筋だけはつけますから。

 

翌週、いつみんなにアナウンスするかという話を個別でまたした時、上司が若干イラつきながら話していたような。

上司よ。

これから忙しくなる時にいなくなるのは大変だと思いますが。

イラっとするのはお門違いじゃありません?

組織図見て、クビになるかもしれないと思ったときの気持ち。

私たちの気持ち分かります?

そんなことされたら、逆にコッチがイラっとしてしまうじゃないの。

心穏やかに辞めていこうと思ったのに。

逆に部下がいつ辞めそうかとか予測できなかった?

モチベーションのマネジメントできてなかったのもあるんじゃないの?

と思ってみたり。

 

ま、もうどうでもいいや。

心晴れやか。

憑き物が取れた感満載。

 

きっと次の会社は次の会社で、楽しいことばかりではないだろうし、いろいろなチャレンジがあると思います。

でもしばし、新しい冒険が始まるまで、心晴れやかな時間を楽しんだとさ!

※転職後の今は、冒険どころか波乱万丈です。(笑)

 

 

5月病だけじゃなくて、6月病っていうのもあるんだって!

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