乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter

独身、一人暮らし。働きながら遺伝性の乳がんと闘います。

乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter in Japan

卵巣の定期検診の巻。

読んでくれている方はお気づきかもですが、だいぶサボりがち更新なのでタイムリーでなく、スミマセン。

こちらも遡りな記事ですが、記録のために書いておきます。

 

 

半年ごとの婦人科検診に行ってまいりました。

いやー、何かがあるとは思ってないけど、検診っていうとドキドキしてしまいますねー。

私ってば、もはやどこに行っても要注意患者なワケでして。

遺伝性の乳がんなので、卵巣がんになる確率も高いのです。

普段は忘れ去っていることなのだけど、婦人科検診の日が近づくと私ってばまたがんになっちゃうかもしれない身体なんだよな、なんて思い出す。

ということで、普通の人は恐らく1年ごとに検診をすると思うのですが、私は半年ごとに行います。普通の人に比べて、40〜60倍の確率で卵巣がんになるっていうから、こまめなチェックが本当に重要。(見る読みモノによって数字が違うので、幅をもたせて書いてみました。)

いつか卵巣を取るという決断をするだろうけど、なかなか決めきれない。

自分にとってベストなタイミングっていつだろうかと思いつつ。

もうここ数年、会社のまとまった休みは入院ばかりしてるから、いい加減、海外旅行とか行きたいんですけど!とか思ってみたり。

いやいや、健康あってこその休みだよね、って思ってみたり。

悩みは尽きませんな。 

 

半年に1回の恒例行事、うだうだ卵巣の予防的切除について悩みながらも血液検査をして、1時間後にエコー検査。

血液検査の結果は、問題なし!

いぇい。

 

そしてエコー検査。

えっと。

なんだかいつもより念入りな感じがするんですが、気のせいですか?

よく診てくれるのは嬉しいのですが、よく診すぎてるっていうのも気になりますよ、先生。

着替えてから再度、先生の元へ。

 

先 「ちょっとね、左の卵巣が腫れて見えるのよ。」

は 「えっ...。(マジかー!ついに...?)」

先 「チョコレート嚢腫っぽく見えるから大丈夫だと思うんだけど、BRCAだからこのままでいるのは気持ち悪いから、MRI撮ってちゃんと調べましょう。」

 

MRIは土曜日でもやってくれるらしく、これ以上、通院で会社を通院で休みたくないので、2週間後にMRIの予約を入れ、会社がお休みの時に結果を聞きに行くことに。

って、何気に結果を聞くのが1ヶ月後。

いやー、1ヶ月くらいモヤモヤを引きずるって、私ったら案外Mっ気があるのか?

と思いつつ、もしも急を要することなら電話が来るだろうといつものポジティブ思考に戻り、卵巣が腫れてたことを忘れ去って過ごすこと約1か月。

チョコレート嚢腫だと思うから大丈夫って主治医が言ったし。

その言葉のみを信じて、もう、チョコレート嚢腫な気しかしない。

だから、きっと大丈夫!

 

そして約1ヶ月後に、若干ドキドキしながら結果を聞きに言ってきましたよ。

 

先 「検査の結果...」

は 「は、はい。検査の結果...?」

先 「大丈夫でしたよ!」

は 「よかったー。マジでドキドキしたじゃんねー、先生!んで、何だったんですかね、ヤツの正体は。」

先 「生理の時に卵子がちゃんと割れなくて、腫れてるように見えたみたいですね。」

は 「とりあえずよかったー。ありがとうございました!」

 

と、診察室へ入る前とはうってかわって、ルンルン気分で診察室を出る。

 

おい、卵!

サボらずにちゃんと割れて、排卵しておくれよ!

マジ、ビビるじゃないか。(笑)

まぁ、何事もなくて良かったよ。

 

いや、しかし。

遺伝性の乳がん卵巣がんと診断されると、まるで時限爆弾を体内に抱えているようだと書いている人がいたのですが。

本当にまさにその表現が適切でして。

発病するかしないか分からないけど、がんになる確率が著しく高いので、たまに思い出すと不安になることはあります。

9割くらいは忘れて過ごしてますが。

 

そんなこんなで、ちょいとドキドキした婦人科検診も無事終わりました。

良かった、良かった!

 

 

卵巣ちゃん、元気でいてね。

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