乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter

独身、一人暮らし。働きながら遺伝性の乳がんと闘います。

乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter in Japan

風邪ひいてもうた。

手術の3日前だというのに、風邪を引いてしまった。

風邪の原因は明らか。

昨日、初詣にバイクで行ったから。

あ、バイクといっても、後ろに乗ってただけですけどね。

真冬のバイクの体感温度って、めっちゃ寒いんです、マジで。

かなーり着込んで行って、昼間はむしろダウンのコートを脱いでないと暑いくらいだったのに。

陽が落ちたら寒いのなんのって。

 

でもね、手術前にどうしても癌封じのお寺さんに行きたかったのですよね。

ココ、我が家からちょっと遠いから、バイクで連れていってもらいたくて。

結果、ハナタレですよ。咳までちょっと出ちゃったりして。

昨夜も、今日の昼、母と会ってるときも平気だったのに。

一人になったら気が緩んだのか。

 

ちなみに、私はカレが実家に帰っている間に入院をするので、昨日の夜、入院から手術までのアレコレをいろいろ説明していた。

 

話してるとき、なんでか分からないけど涙がポロっと出てきた。

人前で泣いたことなんてないのに。

髪が抜けたとき、ちょっと悲しくて涙が出たけれど。

それ以外では癌になっても泣いたことなかったのに。

 

おっぱいが無くなるのが悲しかったのか。

はたまた、癌になったことが悲しかったのか。

ポロっと涙が出たら、なんだか止まらなくなって、恥ずかしかったのか、ベッドにもぐって(しかも、カレの)ワンワン泣いた。

思いっきり泣いたら、なんだかスッキリした。

大丈夫、大丈夫、って思いながら過ごしてたけど、やっぱり少し辛かったんだな、私。

 

そして、思いっきり泣いた後は、彼氏のTシャツでハナミズ拭いてみた。

「あ!今ハナミズ拭いたろ!ティッシュ使えよ!」と言っているのを背中越しに聞きながら、自分の部屋に笑いながら帰って行った。

なんだか、泣けて良かった。

 

癌封じも必要だけど、アホも封じた方が良さそうだ。

とりあえず、生姜湯と葛根湯飲んで、今日はさっさと寝てみる。