ウィッグ探し①
どうやら抗がん剤治療をすることは避けられない。
ということは、脱毛は避けられないはずなので、ウィッグ探しを始める。
まずはインターネットで検索。
医療用ウィッグで検索をすると、いいお値段するものばかり。
ファッションウィッグは安いけれど、医療用ってこんなに高いのか。
でも、会社に行く予定だし、あんまりヅラヅラしていて、いかにも乗っかっているという感じのものはイヤだ。
抗がん剤治療前に、化学治療室の見学&オリエンテーションを受けた際、
看護師さんから各社ウィッグメーカーのパンフレットもいただいた。
「これだ!と思うものが必ずあるようですよ。お店にいって試着とかしてみるといいかもしれませんね。あと、患者さんでステキなウィッグつけてたので聞いたら、○○におしゃれなウィッグ屋さんがあるみたいです。」
早速、病院内のカフェで各社パンフレットを吟味。
ヅラも大事だけれど、途中の髪が抜けるケアのプロセスも大事そう。
今行っている美容院の美容師さんは仲良しだけれど、オープンスペースで坊主にしてもらうのはなんだか気が引ける。
そう思いながらパンフレットを見ていると、個室美容院&ウィッグ試着&購入が
できるというお店を発見。
坊主にするにしても、ヅラを買うにしても、いつか脱ヅラするにしても、近いのは便利そうだ。
ということで、その場で電話をして「15分後くらいに行ってもいいですか?」
といきなり押しかける。
通常だと1時間くらいかけてヅラ探しをするそうですが、いきなりおしかけたので30分ほどお話して、気になるウィッグをオーダーしていただき、次回の予約を入れる。
続く。