乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter

独身、一人暮らし。働きながら遺伝性の乳がんと闘います。

乳がんファイターDiary / Diary of Breast Cancer Fighter in Japan

途中の検査結果と、その他検査もろもろ

時系列が少しズレてしまったけれど。

 

針生検でまずはシコリの良性・悪性を判断しました。

その後、マンモトームという局所麻酔を使って、より多くの細胞を取り、

どのような治療が私のシコリに効果があるのかというものを調べる検査をしました。

 

このマンモトーム。いろいろな経験者の方のブログを読むと、とても痛いらしい。

まだ検査しかしていないのに、痛いことばかりで本当にヤダ、などと治療前から

少しへこむ。

 

いざ、マンモトーム開始。

麻酔をしてから、太めの針を刺す。私の場合、麻酔のおかげなのか、

もともと造影剤の漏れも我慢できちゃうくらい痛みに強いからなのか。

麻酔が切れた後も大きな痛みを感じることはありませんでした。

 

エコーの画面を見ながら針が細胞に刺さるのを眺めて、

この先生、なかなか上手いもんだな。」などと上から目線で眺めていたら、

 

「取った細胞見る?」

 

え。細胞とか見てもわかんないし。

なんかでも、敢えて聞かれたので、とりあえず「はい」と答える。

 

ゴミみたいにプカプカ浮いた私のガン細胞。

コイツをやっつけなくてはならないのか、と思いながらながめる。

 

「マンモトームの結果は来週分かるけど。全部の検査結果が出ている訳じゃないから、

あくまでも癌細胞に効く治療の仕方は分かるけど、知りたい?もし転移とかしてたら

それも治療方法変わっちゃうけど。」

 

とりあえず、会社をいつどれくらい休むことになるのか知りたい。

上司にも早く言わなくてはいけない。

ということで、MRI検査をする日にマンモトームの検査結果を聞くことに。

 

私の癌は

 

 

どうやら、ハーセプチンという薬がとても効くそうだ。

シコリが小さくなれば、温存もできるし、場合によっては、なくなってしまう可能性もあるとか。

 

ということで、細胞の検査結果からは術前に抗がん剤治療をし、

癌細胞が小さくなってから手術、という運びになりそうです。